ノモス社は1906年、グイド・ミュラーによってグラスヒュッテに誕生しました。他のドイツの時計メーカーと同様第2次世界大戦後は休眠状態にありました。東西統合後R,シュベルトナーによって彼自身の理想の時計を作るべく1992年に再興され駅舎を改装したノモス社。伝統に囲まれた静かな環境のなかで、シンプルなデザインとオリジナリティーのある確かなムーブメントで伝統時計づくりをしています。
各ムーブメント・キャリバーは秒合わせに便利な秒針停止機能(ハック)付きです。自動巻の現行ムーブではあたり前の機能ですが、ディト機能同様ノモス社の若い技術開発担当アルバート・ティリー氏によって開発されたもので特許を取得しています。2003年の香箱に直結されたシンプルなパワーリザーブ・インジゲーターも彼の発明によるもので、現在特許申請中。新機能を搭載する際に従来のシステムではなく独自で開発したもの、またムーブメントの厚みをそのまま又は極力抑えるというところに魅力を感じます。